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釣り人の責?

先日、愛知川の大きな支流から分かれる谷を源流までツメてみたが、全く何も釣れなかった。
「ボウズ」を経験したのは数年ぶりの事である。


魚影が少ない愛知川流域ではあるが、イワナが全く居ない谷もある意味珍しい。
今年は成魚放流の数が少し多かったせいか、本流、特に御池川は釣果が良かったと聞く。

谷の奥深くに棲息するイワナも善意放流されたものが大半であり、魚がいないという事は、釣り人に釣りきられたという事になる。

現在、旧永源寺町には三つの管理釣り場があるが、一カ所はもともと愛知川に棲息していたイワナから養殖に取り付き、一カ所は醒ヶ井養鱒場から移植したイワナを使用している。一時、愛知川上流漁協組合も醒ヶ井養鱒場のイワナを放流に当てている。

iwana.jpg先日、ビワコイワナを提唱していた醒ヶ井養鱒場の主任技師であるKさん、彼に聞いたと言って拙著の注文を数人の方から頂戴した事があったが、ホームページや文献など、釣り人の増加に少なくとも拍車を掛けている事にもなるのだろう。

地元の人々は渓流が活性化すれば喜んでくれるが、同じ鈴鹿を愛する人々からはある意味反感を買う羽目にもなる。

「無になれる空間」を表現するのも難しい。


投稿:Blue-river | September 24, 2005 10:58 PM

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