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私の一品 Vol.2
山や谷歩きに欠かせない水筒。
魔法瓶タイプのテルモスなども寒い季節には、すぐさま暖かい飲み物が補給でき、便利であるが、如何せんそれなりに重量がある。
日帰りならば、まだよいが、山泊となると、装備は、とにかく軽い物に越した事はない。テルモスなどは、押し入れの奥で眠ったまま、もっぱら「プラティパス」を使用している。
マットレスで定評なカスケードデザイン社が発売している新世代の水筒「プラティパス」。
プラティパスはオーストラリアに生息している水陸両生「カモノハシ」の英語名。
主な特徴は
※耐久性
※臭無
※超軽量
※柔軟でコンパクト
※冷凍加熱可
とあるが、私の所感は
プラスチックを3層に貼りあわせたラミネート構造という事もあって耐久性はまずまず。ザックに仕舞う時はタオルか保温ケースに入れ、硬い物や突起物に触れて亀裂しないように気を遣う。
無臭性は、正直何とも言えない。私は口の中で軽く噛むことにより、ゴム先端のスリットに隙間ができてホースからのドリンクを飲むことができるドリンキングチューブを付けて使用しているが、結構臭いは鼻に付く。
軽量でコンパクトという点は優れている。一見すれば、ただのパックなので、嵩張らず、使用した後もクルクルと折りたたんでしまえば、荷物にもならない。
そのままボイルしたり、フリーザーで凍らせたりできる事も、なかなか便利である。
最近の山歩きなどでは、昔のように水分を摂ると疲れやすいといった思考ではなく、適度な水分を常に補給する事が疲労感を低下させるとされている。ザックのサイドにブラブラと水筒をぶらさげるのは遡行の邪魔になり、重いザックをいちいち下ろして水分補給するのも体力を消耗する。そういう意味ではウォータータンクにホースを取り付け、山や谷を遡行中、荷物を降ろさずに簡単に水分補給ができるハイドレーションシステムが便利。私のザックは、ハイドレーションシステム装備ではないが、使用している。
夏場の山釣りは
日帰りでプラティパス(1L)×1、プラティスポーツ(530ml)×1
山泊でプラティパス(1L)×2、プラティスポーツ(530ml)×2
を携行している。
山歩きでなく、常に水の流れている場所を歩いているので、渓の水を補給する事も多く、実際のところ帰り際、余って捨てる事が多いが、雨が降った際、食事用の水分確保という意味合いで、少し多めに用意している。
投稿:Blue-river | January 31, 2006 12:19 AM