雨女魚との戯れ

源流から谷の入口まで谷伝いに素で歩いて4時間、こういった流程の長い谷は鈴鹿では極一部しかありません。日帰りですべてのポイントにゆったりと竿を振っている時間は当然ながら、ありません。
雨のせいもあり、かなり豊富な水量が源流まで続いており、初めて来たような新鮮な谷の情景が広がっています。左右から滴り落ちる支谷群も滝へ変身を遂げ、思わず竿を振りたくなってしまいます。
まあ、多いと言っても、本来この位の水量がある谷で、夏場の渇水期にしては珍しい光景でしょう。このところ渇水時期の遡行が多かったので久しぶりに素晴らしい滝場の情景に感動しました。

いつもであれば、腰下ギリギリで渡歩できる廊下などは満々とした水を湛え、何とか大岩にしがみつき、腰上まで濡れずに渡歩しようと試みましたが、見事にドボンしてしまい、後は泳ぎの連続でした。

肝心のアマゴは八寸を筆頭に七寸クラスが面白いように釣れ上がり、全身ずぶ濡れのシャワークライムで源流付近に到着した頃には疲れもピークでしたが、こんがり焼けたアマゴの塩焼きが疲れを癒してくれました。

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 源流への入口に構える滝


投稿:Blue-river | July 25, 2007 03:12 PM | 感想 (0)

登山届

雨が落ち着いてスケジュールの調整も付き、鈴鹿源流でゆったり山泊でもと思っていましたが、明後日は天神祭の本宮。
ハイライトになる船渡御の供奉船に招待され、出席するので明日の山釣りは日帰りとなりました。

山や谷など歩く人々にとって、局地的な雨や地震等、天災による災害は非常に恐ろしいものです。谷芯などを歩いている際、この岩が滑り落ちてきたら、、、と背筋が「ゾクッ」とする事もあります。
最近は鈴鹿の谷でも登山のルートになるような場所では登山届のBOXが設置されています。
私も万一の事を考えて登山カードは記入するようにしていますが、住所・氏名・電話番号に車両番号とかなり詳細な個人情報を記載せねばならないので悪用されないかが少し心配で、要所要所のみ記入する事にしています。

明日も良い天気のようで、絶好のシャワークライム日和でしょう。


投稿:Blue-river | July 23, 2007 07:01 PM | 感想 (0)