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雨女魚との戯れ

源流から谷の入口まで谷伝いに素で歩いて4時間、こういった流程の長い谷は鈴鹿では極一部しかありません。日帰りですべてのポイントにゆったりと竿を振っている時間は当然ながら、ありません。
雨のせいもあり、かなり豊富な水量が源流まで続いており、初めて来たような新鮮な谷の情景が広がっています。左右から滴り落ちる支谷群も滝へ変身を遂げ、思わず竿を振りたくなってしまいます。
まあ、多いと言っても、本来この位の水量がある谷で、夏場の渇水期にしては珍しい光景でしょう。このところ渇水時期の遡行が多かったので久しぶりに素晴らしい滝場の情景に感動しました。

いつもであれば、腰下ギリギリで渡歩できる廊下などは満々とした水を湛え、何とか大岩にしがみつき、腰上まで濡れずに渡歩しようと試みましたが、見事にドボンしてしまい、後は泳ぎの連続でした。

肝心のアマゴは八寸を筆頭に七寸クラスが面白いように釣れ上がり、全身ずぶ濡れのシャワークライムで源流付近に到着した頃には疲れもピークでしたが、こんがり焼けたアマゴの塩焼きが疲れを癒してくれました。

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 源流への入口に構える滝



投稿:Blue-river | July 25, 2007 03:12 PM

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