10年ぶりの谷
この谷を歩くのは10年ぶりになります。
かつて尺上のイワナを釣り上げた谷の核心部。
中でも支谷分岐に構える滝は満々とした水を湛えています。
平凡な流れが続きますが、核心部の瀞、小滝、滝は釣り人の心をかき立ててくれる風情です。
小滝の巻き上がりは少し興を削られますが、美しい谷の情景が先へ先へと私の足を止めません。
7寸のイワナ、6寸のアマゴ、その他チビ勢達が次々と食い付いてきます。
ザックを防水していないのに腰上までの渡歩でベストからザックの底部がびしょ濡れになってしまいました。
ゆったりとした時間の中で過ごす渓流の空間。
この谷もまだまだ健在でした。
投稿:Blue-river | August 04, 2010 09:36 PM | 感想 (0)