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  [ ++ ザック ++ ]

 デイパック(日帰り)で15〜30リットル。山泊の際はツェルト、シュラフの場合で40〜50リットル。テントの場合は50〜70リットルを目安にするとよい。また夏場などシャワークライムが必要であれば、ドライパックを併用し、防水仕様が好ましい。



  [ ++ ウェーダー ++ ]

 大きく分別すると、ブーツ付きとソックスタイプがあり、それぞれ腰までのものと腰上までの二タイプがある。ソックスタイプの場合は別にウェーディングシューズや沢靴などが必要になるが、足首が固定されているので長時間、山や谷を歩く時には沢靴の方が楽で疲れ方が違う。夏場はゴアテックスなど通気性がよいものが蒸れなくて良い。苔の生えた岩の上はすべりやすく、ヘツりなどの対策にもウェーディングシューズはフェルト底か必ず沢登り用のものを選ぶ事。



  [ ++ 非常食 ++ ]

 山の中は表裏一体、一歩誤ると危険も多く、日帰りだからと甘く見ていると後悔する事になり、どんな渓流であれ、念のため非常食は用意しておいたほうが好ましい。持ち込む食糧は荷物になるため、あまり重くても負担になり、夏場だと、すぐ腐敗するのでレトルト食品など、ある程度保存性が利くものが必要。天候によっては火が起こせない事もあるので、カロリー補給のビスケットやクッキーも候補としてはよい。
※また、渓魚の塩焼きにも「塩」は欠かせない。特に鈴鹿では蛭対策にもなる。



  [ ++ サングラス ++ ]

 谷間の奥地は渓畔林で以外に薄暗い事も多く、普通のサングラスは視界を妨げる恐れもあるので、あまり必要はないが、ギラついた水面で谷底の深さが見えにくい場合があり、ギラつきを押さえる偏光グラスは重宝できる。サングラス購入時、偏光が利いているか判断する材料として携帯電話の液晶画面の上からサングラスを縦にした状態で見て、画面が暗く、見えなくなっていれば結構、偏光が利いているはず。



  [ ++ ナイフ ++ ]

イワナやアマゴをシメて腹を割ったり、木枝を切ったり、木串を作る際に便利。



  [ ++ ガムテープ ++ ]

 点火剤としてベスト。春先の渓流は思いの外、寒く、焚き火を求める事も多い。適当な大きさに裂いて幾つか携行していると便利。紙製よりも布製がよい。焚き火は大中小の薪を集め、川と平行に置くと風を吸収し、燃えやすい。



  [ ++ 地図 ++ ]

 登山道がない谷や稜線を越えたりする場合、国土地理院の2万5千分1の地図は必須。今、自分がどの辺りに居るのか、地形図の読解力も要求される。方位磁石も忘れずに。1分ごとの経緯度線と10秒おきの補助線を記入していると、GPSを使用して現在地確認には良い。私はほとんど使用しないが山泊の際は、GARMINのGeko301英語版を携帯している。



  [ ++ 帽子 ++ ]

 ハチ除けという事もあり、出来るだけ黒いものは避け、通気性のよいものが好ましい。木枝など頭部の保護にも少しは役立つ。



  [ ++ コンロ ++ ]

 小型のものがあればコッヘル(鍋)と合わせて簡単に火が起こせ、湯も沸かせるので便利。レトルト食品、カップメン、味噌汁、コーヒーなど食事の幅が広がる。コッヘルはアルミよりチタン製が耐久性に優れている。



  [ ++ 灰皿 ++ ]

 愛煙家には必須項目。山や渓流では食べ物も格別に美味しいですが、煙草や葉巻も格別です。小さく携帯用のものがいいでしょう。間違えても分解されないフィルター部を渓流に捨てないよう。
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